岩手・大船渡市の山林火災 福島県から消防の支援部隊が出動 消防防災ヘリも 消火活動を支援

岩手県で山林火災が相次いでいることを受け、福島県内でも消防の支援部隊が編成され現地での活動にあたっている。
このうち、郡山消防本部では、2月27日午前1時に消防隊員12人が3台の消防車で岩手県へと出発した。
岩手県大船渡市では、2月19日から山林火災が相次ぎ、少なくとも84棟の建物が焼けたとみられ2千人以上に避難指示が出されている。
福島県によると、消防庁からの要請を受けて、県内12の消防本部で緊急支援の部隊を編成。113人の消防隊員が約30台の消防車で消火活動の支援に向かったほか、福島県の消防防災ヘリコプターも出発したということだ。
県内の消防本部がこのような大規模な応援部隊を編成するのは、2008年の岩手・宮城内陸地震以来。