JR福島駅東口の再開発ビル 公共棟の設計を一つに絞り込む 外階段で複数のスペースを繋ぐ案で基本設計へ
福島県福島市の木幡市長がJR福島駅東口の再開発ビルについて、これまでに示した3つの設計案から1つに絞り込んだと発表した。
これは、3月3日行われた福島市議会の本会議で木幡市長が明かしたもの。
福島駅東口の再開発をめぐっては、市が整備する公共棟の設計について、屋上広場などに重点を置いた案や、外階段で複数のスペースをつなぐ案などが示されていた。
木幡市長は3日の3月定例会で、独自性や使いやすさの観点から市民の好反応が多かったとして、外階段で複数のスペースをつなぐ案で基本設計を進めると発表した。
この場合の施工費は、当初の予定から20億円から30億円ほど増える見込みで、木幡市長は、「具体的なコスト削減に努めながら魅力的な施設となるよう進める」としている。