国は3月7日に原子力災害対策本部会議を開き、福島県の飯舘村と葛尾村の帰還困難区域の一部について3月31日の午前9時に解除することを決定した。

飯舘村では、長泥地区に建設中の堆肥製造施設を運用するための土地・約2.7ヘクタールとその周辺の農地。
葛尾村では、野行地区で風力発電所の建設が予定されている約20ヘクタールが対象となっている。

住民の帰還を想定するものではなく、それぞれの事業を行うために立ち入りが自由にできるようにするための解除となる。