林野火災に備えて 消防などが訓練 防災ヘリも出動して連携を確認<福島市>
福島県福島市で行われた林野火災防御訓練。市の消防本部や県の職員など約100人が参加した。
空気が乾燥し火災の発生リスクが高まるこの時期に毎年行われていて、関係機関の連携を確認した。訓練では、地上の消火活動に合わせて防災ヘリが出動し、上空から水500リットルを放水。
岩手県で大規模な林野火災が続く中、延焼を防ぐための対応力を磨いた。
福島市消防本部警防課・佐久間勉課長の話し
「空気の乾燥した日や風の強い日は、火災が急速に広がる危険性が高まります、また火が消えたように見えても、地中に火種が残っておりますので、風にあおられると再燃の危険性があります」
市内での林野火災の発生は約9割が春先で、消防は火の取扱いに注意を呼びかけている。