野生のノスリから高病原性鳥インフル検出<福島県福島市>

福島県福島市で発見された死んだノスリから高病原性の鳥インフルエンザが検出された。
福島県によると、3月12日に福島市飯坂町東湯野地内で死んだノスリ※1羽が発見され、県野生生物共生センターが簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザ陽性となった。
※タカ目タカ科の野鳥
国の検査機関による詳細な分析の結果、3月18日に高病原性の鳥インフルエンザが検出されたという。
このノスリの発見場所から、半径10km以内の地域が「野鳥監視重点区域」に指定され、監視が強化されている。区域内には2か所の養鶏場があり、県は特に注意を呼びかけている。
今シーズン、福島県内で野鳥の高病原性鳥インフルエンザが確認されるのは4例目で、県は、死んでいる野鳥を見つけた場合は素手で触らず、県や市町村など関係機関に連絡してほしいとしている。