バレーSVリーグ女子・デンソーエアリービーズ 最終戦で刈谷に粘り勝ち 4位でチャンピオンシップ進出

バレーボール大同生命SVリーグ女子・デンソーエアリービーズが、レギュラーシーズン最終戦で粘るバレーを見せてくれた。
4月5日土曜日は、フルセットの接戦の末、クインシーズ刈谷に惜しくも敗れたデンソーエアリービーズ。それでもレギュラーシーズン最終戦となった6日、過去最多の約1400人が福島市の会場に足を運んだ。観客は「ロザマリア選手(が好き)10点以上は決めてほしいです」「エアリービーズがんばれ!」と声援を送る。
第1セットは相手に連続得点を与えるなど流れを掴めず、17対25で最初のセットを失う。
続く、第2セットはシーソーゲームに。粘るデンソーがなんとか食らい付き…最後は、ブロックで相手のミスを誘い、25対23このセットを奪い取る。
第3セットと第4セットは、それぞれが取り合いセットカウント2対2に。
アリーナのボルテージも最高潮となった運命の最終、第5セット。最後まで互いに意地を見せ点の取り合いが続く。そして…最後はアマンダが決めて、デンソーが粘り勝ち!レギュラーシーズンを4位で終え、ホームでチャンピオンシップ開催を決めた。
デンソーの辻健志監督は「勝負に対する執着心だとかというのが、本当にポジティブにいい形で戦えたのは本当によかったと思うので、クォーターファイナルに向けて大きなプラスになると思います」と話した。
4位となったデンソーは、先日お披露目された郡山市の宝来屋ボンズアリーナで、チャンピオンシップの初戦に臨む。