「釈迦堂川の鯉のぼり」が今年度は中止に 掲揚ポールにひび割れ確認 経年劣化が原因か<福島・須賀川市>
福島県須賀川市では、毎年子どもたちの成長を願い市民から寄付された鯉のぼりを釈迦堂川に掲揚していて、風物詩として親しまれている。
須賀川市によると、4月4日に鯉のぼりを掲げるポールを検査したところ、10本すべてでひび割れなどが確認されたという。ひび割れなどは経年劣化が原因とみられていて、須賀川市は鯉のぼりを掲揚することは危険と判断し、2025年度は事業を行わないと発表した。
須賀川市では、鯉のぼりを掲揚しなければポールが倒壊する危険性はないとしていて「次年度以降について掲揚の方法なども含め検討していく」としている。