【ルヴァンカップ】J3・福島ユナイテッドFC J1・柏レイソルを相手に2得点 惜しくも2回戦で敗退

60クラブの頂点を目指すサッカーJリーグYBCルヴァンカップ、J3福島ユナイテッドが熱い戦いをみせてくれた。福島は1回戦でJ2の札幌を撃破!そして、16日はJ1の柏レイソルと激突。高い壁を越えることができたのか?
◇ルヴァンカップ2回戦・4月16日とうほう・みんなのスタジアム◇
<福島ユナイテッドFC 2-3 柏レイソル>
決戦の舞台はホーム、福島市のとうほう・みんなのスタジアム。
サポーターは「(相手が)J1だからって臆せずいつもの福島らしく戦ってもらえたらと思います」「きょうも、勝つぞー!」と声援を送る。
今シーズン、福島はこのスタジアムで負け試合はない。1800人以上のサポーターが駆けつける中、J1・柏レイソルと勝負だ。
試合は開始早々、素早いパス回しをみせる柏に先制を許す。さらに、前半19分にはコーナーキックから追加点を許す。
しかし、前半終了間際に福島の猛攻が始まる。
前半45分、こぼれ球に反応した宮崎。矢島が頭で合わせ一点を返す。さらに、その2分後、こぼれたボールに再び矢島!同点に追いつく。
矢島選手は「清水選手がゴール降りぬいてくれたんで、そこはごっつあんゴールだったなという風に感じています」と話した。
後半は柏がボールをキープする展開に。
ここで寺田監督が動く。「中途半端に行くよりはここで勝負掛けようと思って」と寺田監督。
後半21分、リーグ戦での主力選手など4人を投入し追加点を狙う。
しかし、柏に追加点を許し、そのまま試合終了...。惜しくもルヴァンカップ2回戦で敗退となった。
福島ユナイテッドFCの矢島選手は「僕たちのスタイルを貫きながら柏さんのような進入の仕方もバリエーションに入れられたら、より福島のサポーターの皆さんをわくわくさせられるような展開になるんじゃないかなと思っています」と話した。
寺田監督は「悔しい敗戦ではありますけども、得るものは間違いなくあると思うので、連戦続くので繋げていきたいなと思います」と前を向いた。
福島はホームでの連戦が続いている。リーグ戦の第10節は20日に、高知ユナイテッドSCと初対戦。さらに23日には、アスルクラロ沼津との戦いが待っている。
ホームでの連戦が続くからこそ、サポーターの声援を力に次こそ勝利を掴んでほしい。