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実際に"働く人"が出前授業 中学2年生が「おしごと」を学ぶ 新たな魅力発見も<福島・川俣町> 

島テレビが作成した「ふくしまおしごと本」には、福島県内39社の仕事内容や働く人のやりがいなどが紹介されている。今後の進路選択の参考にしてもらおうと、中学2年生に配布されているが、7月11日は本に掲載されている企業の出張授業が行われた。

川俣中学校で行われた「ふくしまおしごと本」の出張授業で、中学2年の生徒たちが学んだのは、銀行員、開発エンジニア、アナウンサーの仕事。
東邦銀行の行員から、一日のスケジュールや窓口業務以外の仕事の説明を受けた生徒たちは「銀行員をやっていて、やりがいを感じるときはいつですか」と積極的に質問する。それに対し行員は...「佐藤さんのおかげでお金が借りられた、会社が大きくなったよとか、助かったよと言われると非常に嬉しいです」と答えた。

また、川俣町に工場があるアサヒ通信の授業では、製品の販売先やものづくりの魅力について学んだ。
授業を受けた生徒は「私が一番興味を持ったのは銀行で、お金のことだけではなく人々の交流も忘れずにしていて、すごいなと思いました」「川俣から世界に進出している、こんな大きい企業があることを知らなかったので、川俣すごいなって実感しました」と話した。

「ふくしまおしごと本」は、福島テレビのホームページからも見ることができる。