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動物病院で立てこもり事件 男1人が刃物を所持 人質はなし 警察が説得にあたる<福島・須賀川市>

福島県須賀川市の動物病院で立てこもり事件が発生した。事件現場は須賀川市の中心部にある動物病院。規制線が張られ、捜査車両などが取り囲んでいる。(10月22日午後6時10分時点)

警察によると、10月22日午後2時40分頃、須賀川市の動物病院で非常装置が鳴り、警察が駆けつけたところ病院内に男1人が立てこもっているのを確認した。男は刃物を持っていて、院内に人質はいないということ。
午後4時すぎから警察官が建物内に入り、男の説得にあたっている。

警察は動物病院の周辺で規制線を張るともに、周辺の道路で交通規制をして住民の安全確保に務めている。
また近くにはこども園や小学校・中学校などがあるが、帰宅させずに待機するよう対応をとっている。保護者に一斉メールを送り注意喚起したうえで、順次迎えにきてもらっているということだ。

近くの住民は「(立てこもり事件とか)そういうのないねぇ、あってもこすったくらいのはあるけど。ほとんどそういうのないから、普段は静かだよ。何もないもん」と話した。

<事件現場周辺はどんな場所?>
JR須賀川駅からは直線距離で約1キロ離れた場所。近く人は、小学校や高校もあり、地元の方によると、人通りや車通りが比較的多い場所だという。

近所の人によると、午後3時くらいに、警備や警察車両が続々とやってきた。動物病院は、午前中で診療が終わっていた。
午後3時半すぎくらいに動物病院の医師が警察官と一緒に病院から出てきたのを見たという声も。

近くの西袋第一小学校では、保護者に迎えに来てもらう措置をとっているが、午後5時半時点で、5~6人が学校に残っているということ。近くの児童クラブにも、32人ほどが残っている状況。
須賀川市教育委員会は幼稚園、小学校、中学校にメールで情報を周知しているという。