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福島県内のインフル感染者が年末年始でさらに増加...大人への感染も広がる<福島県>

福島県内のインフルエンザの感染者が年末年始でさらに増加している。

福島県によると、2024年12月30日から2025年1月5日までの1週間で、県内82の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者は3841人で、前の週から200人あまり増えた。
1医療機関あたりの人数は46.84人で、前の週に約6年ぶりに40人を超えて以降、年末年始でさらに増加し、県全体として警報レベルの流行が続いている。

また、前の週までは感染者の65%ほどを占めていた10代以下の割合が4割あまりに低下。20代以上の割合が増え、大人へも感染が広がっている。

県では、学校が新学期を迎え、成人式などの行事でさらなる感染拡大が懸念されるとして、咳やくしゃみなどの症状がある場合はマスクを着用し、医療機関を受診することを呼びかけている。