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災いをウソに変える"鷽鳥" 福島市・西根神社の「うそかえ祭」 雪のなか縁起物を求めて長い行列  

最低気温が氷点下2.4度と冷え込み、積雪もみられた1月10日の福島市。厳しい寒さのなか、飯坂町の西根神社には鳥居の外まで続く長い行列が。そのお目当ては...。

「ご参拝ご苦労さまでした~」一年の災いを全て「うそ」に変えてくれるという縁起物の「鷽鳥」。10日から4日間、この鷽鳥が販売される「うそかえ祭」が始まった。
購入した人の中には9日の午前1時半から並んでいたという人も。「この日のために車中泊して来ました。毎年こちらに古い鷽鳥を奉納して、新しい鷽鳥を迎え入れてっていう感じが自分の1月の恒例の行事になってます」と話す。

参拝客は、それぞれが願いを込めて今年の鷽鳥を迎え入れていた。須賀川市からの参拝客は「娘が短大に行くので、夢に向かっての第一歩とみんなが健康でいれるように願ってます」と話した。

境内では期間中、古い御守りなどを燃やして無病息災を祈るどんと祭も行われる。