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個人情報が見えたまま通知書を送付するミス 小中学校の入学予定者80人に対して<福島・塙町>

福島県塙町は1月30日、町立小中学校の入学通知書の送付作業で不適切な事務処理があったと発表した。

町によると1月27日、新年度に入学予定者がいる家庭に通知書を郵送したが、記載された個人情報を隠すための保護シールを貼り忘れたままになっていた。

対象者は計80人で、通知書には生年月日や性別、入学する学校名などが記載されていて、町はすべての家庭に対して1月30日までに、電話で謝罪と説明を済ませている。

通知を受け取った保護者から「個人情報が丸見えではないか」と指摘を受け、事案が発覚したもので、1月30日時点で、通知書を紛失した事例は確認されておらず、被害などは確認されていない。

町は、不適切な事務処理だったことを認めたうえで、再発防止策として保護シールの不要なハガキにするなど事務処理を見直し、チェック体制を強化して信頼回復に努めるとしている。