節分を前に 如宝寺で縁起物の「福枡」づくり 幸福の願い込め 2月2日に5年ぶりの豆まき 福島・郡山市
節分を前に福島県郡山市の寺で縁起物の「福枡」づくりが行われた。
郡山市の如宝寺。住職が丁寧に文字を書き入れているのは、節分の豆撒きで使われる「福枡」。「福」と「寿」の文字が書き入れられた「福枡」には、「ますます幸福」「いっしょう寿」などの願いが込められている。
如宝寺・院家の保森英士さんは「幸せな、『幸福』な1年であって欲しい。『寿』のような豊かな年であって欲しい。そういう風な思いを乗せながら書いおります」と話す。
また、1月28日は檀家の人たちなど約30人が集まり、豆を包装する作業も行われた。
如宝寺では2月2日、新型コロナの影響などで中止していた豆撒きを5年ぶりに行う予定で、「福枡」は本堂で行われる豆撒きで使われるほか、祈祷した人に配られる。