ＪＲ郡山駅前で大阪府から大学受験に訪れていた女性（１９）が飲酒運転の車にはねられ死亡した事故で、警察は容疑者の男を現場に立ち会わせ当時の状況などを調べた。

１月２２日午前６時半ごろ、ＪＲ郡山駅前で横断歩道を渡っていた横見　咲空さん（１９）が車にはねられ死亡した。横見さんは大学受験の為に郡山市を訪れ、
この日が試験の当日だった。
車を運転していたのは郡山市の会社員・池田怜平容疑者（３４）で呼気からは基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転などの現行犯で逮捕された。

警察は１日、事故が起きた同じ時間帯に池田容疑者を現場に立ち会わせ、速度や車の運転状況などを調べた。現場では池田容疑者が座り込み、手を合わせる様子などがみられた。

これまでに池田容疑者は「酒を飲み、自宅で休憩したあと車を運転した。急いでいたから信号無視をした」などと供述し、事故直前に少なくとも３ヵ所の信号を無視し制限速度の時速４０キロを超えるスピードで交差点に突っ込んだとみられている。
警察が危険運転致死の疑いも視野に捜査を進めている。