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嘱託殺人未遂と自殺ほう助の容疑 福島市の36歳男を再逮捕 2人の男性の自殺を手助け SNSでやりとり

福島市の無職・岸波弘樹容疑者(36)は、2つの容疑で再逮捕された。
一つが2024年5月、宮城県の20代男性から依頼を受けて、首を絞めて殺そうとした嘱託殺人未遂の容疑。
そして、2つ目が2024年6月、宮城県の20代男性と埼玉県の19歳男性が容易に自殺できるよう手助けした「自殺ほう助」の容疑。岸波容疑者が自殺を手助けしたとみられる宮城県の20代男性と埼玉県の19歳男性は、喜多方市内のテントの中で死亡しているのが見つかっている。

捜査関係者によると、岸波容疑者は自殺をした2人とSNSでやりとりをしていたとみられ、調べに対しおおむね容疑を認めているということだ。

岸波容疑者は、いわき市の20代女性に対する自殺ほう助の罪で2月20日起訴され、この事件では練炭を準備したとされている。

いずれの事件もSNSをきっかけに犯行に及んだとみられることから、警察では岸波容疑者の携帯電話のデータを解析するなどして、余罪について捜査を進めている。