冬バテにご注意! 最強寒波は健康にも影響 寒暖差で体調不良に 温かいお風呂に浸かって良眠を
冬本番の寒さが続くなか、体調管理にも注意が必要だ。福島テレビは2月20日「X」でアンケートを行った。
冬に感じた心身の不調について、4択で尋ねたところ、「身体が冷えるだるい」が最も多く38%、続いて「やる気がでない集中できない」が26%、「なかなか眠れない眠りが浅い」という人も17%いた。皆さん色々な不調を経験しているようだが、その原因はもしかしたら"冬バテ"かもしれない。
<冬バテとは?>
福島市のひがしはまクリニックで待井宏文院長に話を聞いた。
待井院長は「夏バテっていうのは皆さんよくお聞きすると思うんですけど、冬に冬バテと言って、なんとなく調子が出ないですとか、なんだか眠れないとか、頭痛を感じる方っていうのは一定数いらっしゃいます」という。
「冬バテ」とは、寒い屋外と暖かい室内との寒暖差による自律神経の乱れなど、冬に起こりやすい体調不良のこと。
<冬バテで免疫力低下>
待井院長は「(寒暖差があると)血圧も上がりますし、心拍数も上がる、そういった体調の変化を繰り返すことで、食欲がなくなってしまうとか、それが蓄積されて眠れなくなるとか」と話す。
その結果、免疫力が低下し、持病の悪化や感染症にかかりやすくなるおそれもあるということだ。
<お風呂に浸かって良眠を>
そんな"冬バテ"を防ぐためには...。
「シャワーだけで済ませる人も多いとお聞きしますけど、なるべく温かいお風呂にしっかり浸かって、温まった身体でお布団に入るというのが、良眠を得るために非常に大事だと思います」とひがしはまクリニックの待井院長は話す。
また、朝日を浴びたり、適度に運動したりすることも"冬バテ"防止につながるということだ。