福島県内は強風と湿った雪に警戒 山沿いで30センチ、平地で15センチの降雪予想 交通機関にも乱れ
発達した低気圧の影響により、福島県内は浜通りなどで北寄りの強い風が吹いている。
また、阿武隈高地などでは、湿った雪が降り、警報級の大雪となる可能性がある。
20日午前6時までの24時間に降る雪の量は会津、中通り、浜通りのいずれも多い所で、山沿いで30センチ、平地で15センチと予想されている。
いわき市では、イチゴの農業用ハウスに被害が出ないように生産者が準備を整えていた。田人観光いちご園の蛭田秀美さんは「春の雪だと相当重い雪になるので、対策として気持ち的に何とかしなければならないという思いで焦っていました」と話す。
この大雪の影響により交通にも影響が出ていて、JR常磐線は一部の列車が運休になった。
また、東北自動車道は、栃木県の矢板ICから白河ICの区間で予防的通行止めの措置が取られたが、現在は解除されている。
引き続き、最新の気象・交通情報に注意・警戒が必要だ。