福島・南相馬市の「特定帰還居住区域」を認定 小高区の約3.7ヘクタール 国費で除染・整備へ
国は3月18日、福島県南相馬市に新たに「特定帰還居住区域」を設定する計画を認定した。
「特定帰還居住区域」は、避難指示が続く「帰還困難区域」のなかの復興拠点以外の地域、いわゆる「白地地区」で、住民の帰還に向けて国費で除染やインフラ整備を進めるエリア。
南相馬市小高区にある1世帯の住宅やその周りの道路など、約3.7ヘクタールを「特定帰還居住区域」に設定する計画が18日国に認定された。
南相馬市で新たに認定されたことで、県内5つの市と町に「特定帰還居住区域」が設定されたことになる。
また、同じく18日付けで浪江町についても、区域を約230ヘクタール追加する計画が認定された。