いざ甲子園の舞台へ 聖光学院(福島) 22日の初戦を前に最終調整 勝って校歌を 春のセンバツ高校野球
3月18日開幕した、春のセンバツ甲子園。連日熱戦が続くなか、聖光学院がいよいよ22日に初戦を迎える。21日の前日練習では、実戦を想定した練習が行われた。
■聖光学院が最終調整
雲一つない快晴、絶好の練習日和となった。グラウンドに響く力強い打球音と元気な掛け声。甲子園球場から約2キロ、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場では、聖光学院が22日に迫った初戦を前に最終調整に汗を流していた。
聖光学院・竹内啓汰主将は「まずは初戦が一番大事だと思うので、そこで気持ちの高まりというか、やってやるぞという気持ちで、今は常にいれる状態ではあります」と初戦に臨む心境を話す。
■相手投手を想定した打撃練習
初戦で戦う静岡県・常葉大菊川は切れ目のない打線に加え、左右2枚の投手を中心に守備力も兼ね備えたチーム。21日は相手投手をイメージしたバッティング練習に重点を置き、様々な球種を打ち込みながら打席での対応を確認した。
ロースコアの展開も予想される22日の試合。先に主導権を奪えるかが勝利のカギとなる。
聖光学院・菊地政善選手は「チャンスの場面で、いかに1本出るかというのが大事だと思うので、そこの1本、自分が打てたらなという風には思います」と意気込む。
■勝利へ手応え
聖光学院・斎藤智也監督は「相手の特徴あるボールなんかも想定しながら練習やってきましたけど、やり込んできたので、試合の中で十分それなりに対応してくれるんじゃないかなという期待はあります」と手応えを語った。
3年ぶり7度目のセンバツで悲願の日本一へ。
注目の初戦は22日の第2試合、午前11時30分にプレイボールの予定だ。