福島県教育庁は3月24日、県中地区の県立高校に勤務する60代の男性教諭について、2022年度に勤務していた学校の懇親会後に、特定の女性教員の手を握ったり抱きしめたりするなどのセクハラ行為を行ったと公表した。これに加え、2022年度から2024年10月にかけて、この女性教員に好意を寄せるようなメッセージをSNSで送り不快にさせるなどしたとして、停職6か月の懲戒処分とした。

また、会津地区の県立高校に勤務する60代男性実習助手について、2024年3月の地区の懇親会で、勤務校の元生徒に関する生徒指導情報を参加者に話し個人情報を流出させたとして、戒告の懲戒処分とした。

福島県内での2024年度の教職員の懲戒処分はこれで27件にのぼり、前年度よりも7件多くなっている。