事件発生から25年 渓流に手足を縛られた状態の17歳遺体 父「自首して真実を話して」【福島発】
福島県郡山市の山深い渓流で、当時17歳の女性が遺体で見つかった事件。2025年4月2日で発生から25年が経った。延べ4万人を超える捜査員を動員し捜査を進めるが、有力な手掛かりが乏しく未解決となっている。
■山深い渓流で一体何が
当時17歳だった山岸亜世美さん。2000年4月、福島県郡山市逢瀬町の山深い渓流で殺害されているのがみつかった。
当時流行していた厚底ブーツを履いていて、手足は結束バンドと呼ばれる業務用の頑丈なひもで縛られた状態だった。
■決め手となる証拠が乏しく
携帯電話が10代にも広く普及し始めた時代。携帯電話に登録されていた知り合いやいわゆる「メル友」は数百人にのぼった。
「交友関係者がとても多かったのを覚えている。忘れることができない事件だ...」当時の捜査幹部はこう振り返る。
警察は何らかのトラブルに巻き込まれたとみて捜査を進めたが、決め手となる物的な証拠や目撃情報が乏しく、事件の発生から25年が経った。
■父「失った悲しみは薄れることはない」
亜世美さんの身に何が起きたのか? 76歳の父親は、福島テレビの取材に対し「娘を失った悲しみは25年が経った今も決して薄れることはない。犯人には自首して、正直に真実を話してほしい」とコメントしている。
郡山警察署の捜査本部はこれまでに延べ4万人を超える捜査員を動員し、捜査を進めているが有力な手がかりは得られていない。事件の解決に向け、引き続き情報提供を呼びかけている。(電話:024-922-2800)