東海エリアのイオンで初となる福島県産水産物の常設売り場が誕生 風評払拭・消費拡大へ

4月10日、名古屋市のイオンスタイルワンダーシティに「福島鮮魚便」が開設された。「福島鮮魚便」は、原発事故に伴う風評の払拭や消費拡大を目指して福島県の水産物を販売する常設の売り場。2018年からイオンリテールが福島県や福島県漁連と協力して展開し、これまでにイオン16店舗に設置されていたが東海エリアの店舗への設置は今回が初。
「福島鮮魚便」の開設初日となった4月10日には、アンコウやヤナギダコ、メヒカリといった福島県で水揚げされた水産物が並び、専任の販売スタッフが試食の提供や福島県産水産物の現状について買い物客に説明を行った。
福島県水産課の平田課長は、「東海地方で初の常設店舗。県産水産物の販路・消費の拡大を更に進めるきっかけにしたい。多くの方に福島県で水揚げされた魚を味わっていただきたい」と話した。