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"結婚世話やき人"が相談者の個人情報書類を紛失<福島県福島市>

福島市は4月28日、結婚を希望する市民などのサポート活動を行うボランティア「マリッジサポーター」が、相談者(1人分)の個人情報が書かれた書類を紛失する事案が発生したと公表した。

福島市によると、このサポーターは2025年3月11日、結婚を希望する相談者と初回の面談を市役所で実施し、今後の支援活動を行うために相談者が提出した登録書類を持ち帰ったという。
4月になって福島市の担当者とやりとりをする中で書類が見当たらないことに気づき、紛失が発覚した。

紛失した書類には相談者の氏名や住所、生年月日のほか、勤務先や家族構成、婚姻の有無などの個人情報が記載されていたという。

福島市は相談者に謝罪し経過を説明。
書類の管理方法やサポーターが管理する個人情報を見直して再発防止を図りたいとしている。

「マリッジサポーター」(結婚世話やき人)は、福島市で「独身男女が出会いから結婚に至る場面において、気軽に話ができる顔の見える身近な相談者」として活動する福島市認定のボランティア。2025年4月28日現在、20人が「マリッジサポーター」として登録されている。