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無登録で仮想通貨を販売した中国籍の男 初公判で起訴内容認める 池上彰さんなりすまし詐欺容疑は処分保留

国の登録を受けずに仮想通貨の販売をしたとされる中国籍の男は起訴内容を認めた。

起訴状によると、中国国籍のワンチェクルン被告は2024年3月、国の登録を受けずに1億1200万円あまりの仮想通貨を販売したとされている。

10月4日開かれた初公判で起訴内容を認めたワン被告は、被告人質問で「仮想通貨の販売は小遣い稼ぎのためにやっていた」などと述べた。
裁判は次回、検察側の論告求刑が行われる。

ワン被告はジャーナリストの池上彰さんなど著名人になりすました投資詐欺事件で逮捕されたが、検察は詐欺容疑については処分保留とし、現在も任意で捜査を続けている。