福島県が「ツキノワグマ出没警報」を発令 昭和村での死亡事案受けて
福島県は10月4日、"ツキノワグマ出没警報"を発令した。
10月1日に、昭和村でツキノワグマによると推定される死亡事故が確認されたことを踏まえての対応となる。
会津地域に11月30日まで発令され、注意を呼びかけている。
警察によると、9月29日の朝、会津若松市の40代男性が「昼頃には戻る」と家族に話し、昭和村小野川の山林にキノコ採りに出かけて、その後連絡が取れなくなった。
家族からの通報を受けて捜索を行った結果、10月1日午前10時ごろ、山の中で男性が死亡しているのが見つかった。
男性の顔や体にはひっかかれたような傷が複数あり、警察は、クマに襲われてけがをした男性が低体温症に陥って死亡したと見ている。
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