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「最大の使命は福島への責任を果たすこと」 東京電力・小早川社長が年頭の訓示 "ワンチーム"で取り組む

東京電力の小早川社長が福島第一原発で年頭の訓示を行った。

「当社にとっての最大の使命は、福島への責任を果たすことにあります」東京電力の小早川智明社長は、1月6日、社員約240人を前に年頭の訓示を行った。
福島第一原発2号機では2024年11月、事故後初めて燃料デブリの採取に成功。2025年の3月から4月にかけて、2回目の採取に着手する方針が示されている。

小早川社長は「安全かつ着実な廃炉のためには現場や地元間の信頼関係が大切」と強調した。「今年は現場レベルでの立場を超えた信頼関係、協働体制を構築するとし、すなわち『ワンチーム』をキーワードに取り組んでいきたいと思います」と述べた。

小早川社長はこの後、大熊町など6つの自治体を訪問する予定。
(※大熊町、双葉町、富岡町、楢葉町、広野町、浪江町)