仏像窃盗で逮捕の男を送検 転売目的で犯行を繰り返したか 解体業の知識を利用し寺に侵入の可能性【福島】
送検された福島県田村市の解体業・石井秀人容疑者(48)は、2024年9月に福島県三春町の寺に侵入し、仏像20体と掛け軸1点合わせて480万円相当を盗んだ疑いがもたれている。
捜査関係者によると、被害のあった寺などでは扉を外したり壁を壊すなど、特殊な方法で侵入された形跡があり、石井容疑者は解体業で得た知識を使って犯行に及んだ可能性があるという。
石井容疑者は、転売目的で犯行を繰り返していたとみられていて、警察では押収した証拠品に、三春町以外の寺の仏像などがあることから余罪も含め捜査している。