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【最強寒波】福島・会津地方は記録的大雪続く 会津若松で観測史上最大121センチの積雪 交通機関に乱れ

最強寒波により、福島県会津若松市で観測史上最大の積雪となるなど会津地方は記録的な大雪となっている。

2月7日午前8時過ぎの会津若松市は、しんしんと雪が降り続いていた。駐車場に停めてある車がスッポリと雪で埋まっている。
最強寒波により、会津若松市は午前11時点で積雪が121センチを観測し、観測史上最大を更新。市内では除雪作業をしていた75歳男性が足を骨折する事故があった。

午前10時までの48時間に降った雪は最大で、南会津町南郷で98センチ、西会津で97センチ、金山で93センチ、会津若松で87センチなどとなっている。このうち、南会津町南郷と西会津町、会津若松市は2月の観測史上最も多くなっている。
会津若松市民は「いや、多すぎる。前半(1月から2月頭)が降っていなかったから、今こう降られちゃうと身動き取れない」と話す。

さらに、8日午前6時までの24時間に降る雪の量は、会津の山沿いで70センチ、平地で50センチなどと予想されている。
この大雪により、JRの磐越西線や只見線は一部区間が終日運休に。また、磐越自動車と東北自動車道が一部区間で通行止めになっている。

会津の雪は、7日夜遅くからまた強まるとみられていて、引き続き警戒が呼びかけられている。