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郡山駅前の死亡事件から1ヵ月 福島県警が毎月22日を"飲酒運転取り締まり"の強化日に<福島県>

福島県のJR郡山駅前で受験生が飲酒運転の車にはねられ死亡した事件から、2月22日で1ヵ月が経った。
福島県警は2月から、毎月22日に飲酒運転の取り締まりを強化する。

1月22日、JR郡山駅前で受験生の横見咲空さん(19)が車にはねられて死亡した。
この事件で、郡山市の会社員・池田怜平被告(34)が、酒気帯びの状態で車を運転したうえで、赤信号を無視して時速約70kmで交差点に進入し、横見さんをはねたなどとして危険運転致死傷などの罪で起訴されている。

現場近くには献花台が設けられ、今も多くの花や飲み物などが手向けられている。
献花に訪れた50代の男性は「事故があった時に1回献花をしに来たが、さらに1ヵ月(が経った)ということで献花をしに来た。飲酒運転は福島県からゼロにしてもらいたい」と沈痛な面持ちで話した。

この事件を受けて、福島県警察本部は、毎月22日を飲酒運転根絶に向けた取り組みの強化日とし、取り締まりや啓発活動を実施する。
2月22日の夜からは事件現場の近くでも50人体制で検問が行われる。