3月11日夜に祈り 福島県各地で「キャンドルナイト」 震災の犠牲者への追悼と復興願う
福島県内では3月11日、各地で震災の犠牲者への祈りと復興を願うキャンドルが灯された。
福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館。会場では「3.11」と灯された「キャンドルナイト」が行われた。周りには「福島の復興を心より願っています」などの応援メッセージが書かれている。3月11日の夜にキャンドルを灯し、追悼と震災の記憶をつなごうと毎年行われている。
南相馬市の12歳の女の子は「凄い大変なことが私が生まれる前に起きたんだなって思っていて、それをまだ見ていないですけど、伝えられるようにいっぱい学んだりしていきたい」と話した。
鎮魂の思いが込められた花火が打ち上げられ、訪れた人は夜空を見上げ復興への願いを強くしていた。
また、楢葉町のJヴィレッジでも追悼のキャンドルイベントが開かれ、優しく温かい灯りが訪れた人を包んでいた。