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「危険で無謀な運転」男に懲役8年の実刑判決 福島・西郷村で猛スピードで車に衝突 2人死傷させる 

福島県西郷村で2人を車ではね、死傷させた被告の男に懲役8年の実刑判決が言い渡された。

判決によると、福島県南会津町の大竹康夫被告は2023年9月、最高速度が50キロに指定されている西郷村の国道で、時速約104キロで車を運転して軽ワゴン車と衝突する事故を起こし、2人を死傷させた。

3月11日開かれた判決公判で、福島地裁郡山支部の下山洋司裁判長は「鍼灸院の予約時間に間に合わせるためという動機は身勝手。現場に至るまで時速150キロを超える速度を出すなど、危険で無謀な運転を続けた挙句に引き起こされた」などと厳しく指摘し、大竹被告に懲役8年の実刑判決を言い渡した。