福島県の公立小学校で卒業式 1万3千人余りが巣立つ 金山町の横田小学校など8校で最後の卒業式
福島県内のほとんどの公立小学校で卒業式が3月21日行われ、子どもたちが旅立ちの日を迎えた。
福島県金山町の横田小学校では、2人の卒業生に壇上で卒業証書が手渡された。
少子化に伴い、新年度から町内の金山小学校と統合されるこの学校は、3月21日午後から151年の歴史に幕を閉じる「閉校式」も行われる。
式では飯塚秀一校長が「横田小学校で培ってきた当たり前を積み重ねることを大事にして、夢に向かって歩んでほしい」と卒業生にはなむけの言葉を送った。
福島県教育委員会によると、21日は県内のほとんどの公立小学校で卒業式が行われ、1万3千人あまりの子どもたちが学び舎を巣立つ。
また、少子化や過疎化などの影響で8つの小学校が統合により廃校となる。