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JA会津よつばが防霜対策本部を設置 遅霜による農作物への被害を防ぐ アスパラガスに生育遅れ《福島県》

遅霜による農作物への被害を防ぐため、福島県会津若松市のJA会津よつばが対策本部を設置した。

JA会津よつば管内では、2024年の春、アスパラガスや果樹等に遅霜の被害が発生し、被害額は全体で約2000万円に上るという。
2025年は大雪の影響で、アスパラガスなどの生育が1週間ほど遅れる見込みで、JA会津よつばでは3月24日から遅霜被害を防ぐ対策本部を設置し、農家に対して霜対策用の燃焼資材などを準備する。

JA会津よつば・原喜代志組会長は「霜にあってしまったという場合には、色んな資材で被害軽減のために指導機関と一緒になって、生産者の皆さんに情報をいち早く流して対応をしていくことを考えています」と話した。

また、JA会津よつばでは、遅霜が発生する恐れがある5月31日まで、農家に事前に気象情報などを共有し、被害防止に取り組むことにしている。