野生のハシブトガラスが鳥インフル陽性<福島県田村市>

福島県田村市で発見された死んだハシブトガラスが鳥インフルエンザ陽性となっていたことが分かった。
福島県によると、3月25日に田村市都路町地内で死んだ野生のハシブトガラス2羽が発見され、福島県県中地方振興局が簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザ陽性となった。
県はこの検体を国の検査機関に送っていて、詳細な検査が行われている。
現時点で病原性は未確定。
また、このハシブトガラスの発見場所から、半径10km以内の地域が「野鳥監視重点区域」に指定され、監視が強化されている。
今シーズン、福島県内で野鳥の鳥インフルエンザ陽性が確認されるのは6例目で、県は、死んでいる野鳥を見つけた場合は素手で触らず、県や市町村など関係機関に連絡してほしいとしている。