災害時に避難所として活用 移動式のコンテナホテルが4月開業 福島・矢吹町がホテルの運営会社と協定締結
福島県矢吹町に災害時にも活用できる移動式の宿泊施設がオープンする。
ずらりと並ぶ、コンテナ。矢吹町に4月24日、オープンするホテル「ホテルアールナインザ・ヤード矢吹」だ。
災害時に活躍するコンテナホテルだが、中は広々としていて、快適な空間が広がっている。普段はビジネスホテルとして運営されるが、地震や水害などが起きた場合、客室のコンテナを被災地に移動し、避難所として利用することができる。
運営会社のデベロップ・岡村健史社長は「一つはビジネスの拠点で使っていただくこと、ひとつは観光の拠点になれば良いなという風に考えております」と話した。
矢吹町は3月25日、ホテルの運営会社と災害時にコンテナホテルの提供を受ける協定を福島県内で初めて結んだ。
矢吹町では、今後も災害に強いまちづくりに取り組んでいくことにしている。