教職員の不祥事根絶へ 校長など出席し協議会 積極的なコミュニケーション図り未然防止を《福島県》
福島県の教職員の不祥事を根絶するための協議会が福島市で開かれた。
福島県教育委員会の箱崎兼一教育次長が「一人一人が当事者意識・危機意識を持つことができるよう、校長・副校長の皆さんのリーダーシップを期待しております」と挨拶した。
県立学校の校長など約100人が出席し開かれた協議会では、教職員と積極的にコミュニケーションを図ることで、トラブルを未然に防止していく方針を確認した。
福島県内では2024年度、未成年へのわいせつ行為や、生徒への体罰、超過勤務の虚偽申請など27人の教職員が懲戒処分を受けた。
福島県教育委員会は、2025年3月から「不祥事根絶プロジェクト」を立ち上げていて、教職員向けの研修資料の改訂などを進めている。