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会津で大雪の被害相次ぐ 檜枝岐村で雪崩<福島県>

2月8日から9日かけて、福島県・会津地方では大雪の被害が相次いだ。

会津美里町旭舘端の住宅では、8日午後9時頃、一人で住んでいた77歳の女性が雪に埋もれている状態で発見され、救助されたが、搬送先の病院で死亡した。落雪に巻き込まれたとみられている。
9日も会津若松市・西会津町・猪苗代町で落雪によって3人がケガをしたが、命に別状はないという。

一方、檜枝岐村居平地区では9日午前11時頃、表層なだれが発生し、近くにある住宅の1階部分に雪が流れ込んだ。
ケガ人はいなかったが、これを受けて村では避難所を開設し現在1世帯1人が避難している(9日午後7時点)。
福島県内では9日午後5時の時点で、只見267cm・若松105cmなどの積雪を観測した。
この雪の影響で、山形新幹線やJR磐越西線などが終日運転見合わせとなっている。