【福島・雪崩】11日午後に専門家が調査 除雪作業の判断に 県道塞がれ温泉宿が孤立 福島市土湯温泉町
福島県福島市土湯温泉町の山あいの県道では、2月10日に同じ場所で雪崩の発生が2回確認された。周囲の県道約5.6キロが通行止めになっていて、一夜明けた11日も温泉宿の宿泊客など約50人が孤立している。
電気やガスなどのライフラインは使用でき、体調不良などを訴える人は確認されていない。
2回目の雪崩は一度通行止めが解除された直後に発生していて、県道は30メートルから40メートルほどにわたり、厚さ1.5メートルの雪に塞がれている。
福島県は11日午後に専門家と一緒に現場を確認し、11日中に除雪を行えるかどうか判断する方針だ。
一方、12日は福島県内各地で気温が上がるため、雪崩や屋根からの落雪に注意・警戒が必要だ。
- 降雪後に潜む危険 「恐怖です」屋根からせり出す雪の塊 農業用ハウス倒壊 一酸化炭素中毒の疑いで死者も
- 【大雪】福島・会津若松市 2月11日から県立病院跡地に臨時の“雪捨て場”を開設 さらに2カ所増設予定