ニュース

福島市土湯で発生した雪崩は「表層なだれ」 短期間での積雪や吹雪・強風で発生しやすい 檜枝岐村でも

なだれには2種類あり、古い雪の上に積もった新雪部分がすべり落ちる「表層なだれ」と、すべてが落ちる「全層なだれ」がある。
2月10日福島県福島市で発生したのは、「表層なだれ」と見られている。

表層なだれは、1月2月頃に多く、時速は100キロから200キロあるそう。
すでにある積雪の上に、短期間で多くの雪が降った場合や0度以下の気温が続き、吹雪や強風を伴う時などに発生しやすいという。
表層なだれは、9日福島県檜枝岐村でも発生していて、住宅の一階に雪が流れ込む被害が出ている。

一方、福テレの斎藤気象予報士によると、12日以降は全層なだれに注意が必要ということ。本来は、春先の雪解け時期に多く、雨が降った後、気温が上昇した時などに発生しやすいが、12日からの気温は福島で5℃以上、土日は二桁となりそうだ。

引き続き、会津・中通りは雪崩に注意してください。