なだれ発生で通行止めの県道 15日にも除雪作業を開始へ<福島・福島市>
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なだれが発生し通行止めになっている福島県福島市の山あいの県道について、福島県は早ければ2月15日に除雪作業を始めることになった。
福島市土湯温泉町の県道では今月10日、なだれが2回確認された。2回目のなだれは一度 通行止めが解除された直後に起き、県道は30メートルから40メートル程にわたり厚さ1.5メートルの雪に塞がれた。
温泉宿の宿泊客などが孤立したが、12日にヘリコプターで救出された。しかし悪天候などの影響により、県道は除雪を行えない状態が続いていて、周囲の約5.6キロが通行止めになっている。
県は14日も悪天候による視界不良で除雪を見合わせることを決めた。一方、15日は天候が回復する可能性があるとして、専門家に確認を行った上で除雪作業を行う予定。県は除雪再開に向けてドローンなどによる現地調査を進めていた。