福島・会津地方の大雪被害 死者2人重軽傷29人 農業用ハウス倒壊324棟 次の寒波に注意呼びかけ
福島県の会津を中心とした記録的な大雪をめぐっては、その被害が徐々に明らかになっている。
2月14日開かれた福島県の会議で、今回の記録的な大雪による最新の被害まとめが公表された。
発表によると、死者は2人、重軽傷は29人に上っている。また、農業用ハウスの倒壊などの被害は、会津地方の12市町村で324棟確認された。
そうした中、福島県の内堀知事は、来週再び押し寄せるとみられている前回と同じ規模の寒波に注意を呼びかけた。内堀知事は「週末の間に改めて事前の備えを確認して頂くともに、急斜面や軒下など落雪の危険がありそうな場所には、近付かないなどご自身の安全を確保して頂くようお願い申し上げます」と述べた。
また、NEXCO東日本は、磐越自動車道の西会津ICから津川ICまでの上下線で夜間通行止めを行う。トンネルなどの雪ぴや排雪作業を行うためで、14日と15日午後8時から翌朝の午前6時まで通行止めになる。
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