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良質のパウダースノーも...積もりすぎでスキー場困惑 駐車場などの除雪に時間も費用も倍増 福島・北塩原村

降り積もったパウダースノーが広がる、福島県北塩原村の「ENリゾートグランデコスノーリゾート」。利用者からは「新雪なのでふわふわな状態で、滑りやすい。トリック系やカービング系もやりやすい」「雪が軽くて転んでも痛くないので、子どもも安心して遊んでもらえるし、アイスバーンではないので安心して滑れる」との声が聞かれた。

2024年のような雪不足が一転した一方で、良質なゲレンデを作り出す恵みの雪だ、同時に悩みの種となっていた。
これまで以上に対応が求められているのが、駐車場や施設周辺の道路の除雪だ。
例年通り5台体制で除雪を行っているが、作業時間は前のシーズンの約2倍、燃料費の高騰なども重なり費用は約3倍に上っている。

グランデコスノーリゾート渡部幸寿さんは「やはりスキー場としては、雪がないとどうしてもいけない。除雪体制もしっかりとして、お客にいらっしゃっていただくという所が一番」と話した。

このスキー場では、4月20日まで営業を続ける予定だ。