なだれ発生の県道で除雪作業が完了も...なだれの危険性あり当面の間は通行止め継続<福島・福島市>
なだれが発生した福島県福島市の山あいの県道で、きょう除雪作業が完了した。
今月10日に発生したなだれにより、福島市土湯温泉町の県道は5.6キロの区間で通行止めが続いている。一時孤立した温泉宿の宿泊客などはヘリコプターで救出されたが、県道は悪天候などの影響で、これまで除雪作業が進められなかった。
そうした中、県は専門家のアドバイスを踏まえ、きょう午前8時過ぎから除雪作業を開始。除雪車2台を稼働させ、約8時間後の午後4時20分に全ての作業が完了した。温泉宿には22人の従業員がとどまっていたため物資の運搬などが行われたが、なだれの危険性があるため県道の通行止めは当面の間継続される。