お情け無用の150分!気力と体力の"立切り試合"開催<福島県福島市>
幕末の剣術家が編み出したとされる剣道の特別な鍛錬法「立切り試合」が2月16日、福島県福島市で開催された。
「立切り試合」は、1人の挑戦者が、次々と向かってくる30人以上の剣士と戦い続けるというもの。
福島県内では1年に1度、実績と実力を兼ね備えた挑戦者が選考され、今回は警察官や刑務官など3人が挑んだ。
新型コロナの影響で簡略化や中止が続いていたが、5年ぶりに"休憩時間を一切無くして2時間半戦い続ける"本来の形式での開催となった。
挑戦者のひとり、福島県警察機動隊の岡部晃也さんは「やり切ったという気持ちでいっぱい。今日の試合は剣道だけでなく仕事の面においても精神的な支えになると思う」と話した。