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死亡した3人の皮膚に硫化水素が原因とみられる変色 福島・高湯温泉の源泉点検で遭難 死因の特定進める

源泉の点検で山に入り死亡した3人の遺体には、皮膚に硫化水素が原因とみられる変色があったことが分かった。

福島市高湯温泉にある花月ハイランドホテルに勤務する支配人など3人は2月17日、源泉の点検のために山に入ったあと連絡がとれなくなり、18日ホテル北側にある山道の入口から100メートルほど離れた場所で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。

捜査関係者によると、3人の遺体からは皮膚に硫化水素が原因とみられる変色反応があったということだ。
このことから3人が倒れていた現場周辺に高い濃度の硫化水素ガスが滞留していた可能性があり、警察が死因の特定を進めている。