埼玉県の道路陥没事故受け 福島市が幹線道路で調査を公開 地中レーダー使って空洞ないか確認
埼玉県で発生した道路の陥没事故を受けて、福島市が地中レーダーを使った調査を公開した。
地中レーダーを搭載した車両が道路をゆっくりと走行しながら、路面下に空洞や異常が無いかを確認していく。
福島市の主要な幹線道路で行われたのは、道路の下に空洞があるか確認できる地中レーダーを搭載した車両を使った調査。市道の陥没事故を防ぐため、福島市は2019年度からこの方法で調査を行っている。
2月21日は、埼玉県で発生した大規模な陥没事故を受けて、報道陣に現場が公開された。この調査では、深さ1.5メートル程度まで確認できるということで、今回は500メートルを対象に行われた。
福島市道路保全課の野地正行課長は「福島市は毎日道路パトロールをやっておりますが、それに加えましてこういった路面下の空洞調査これを通して、市民の方の安全を守っていきたいという風に考えております」と話した。
福島市によると、これまでの調査で空洞が16ヵ所で確認され、対策を講じたということだ。