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郡山市出身の作家・鈴木結生さん 芥川賞受賞「ゲーテはすべてを言った」 ゆかりの書店でも喜び《福島県》

芥川賞の受賞が決まったのは、福島県郡山市出身の作家・鈴木結生さん(23)の作品「ゲーテはすべてを言った」。
鈴木結生さんは「福島っていう場所は、色々なことを考える上での自分の原風景になっていることは確かなので、これから先、確かにそういうものを文学の場に残せる仕事をしていけたらなと」と話した。

受賞作品はドイツの文豪・ゲーテの名言に出会った主人公が、その出典を探し求める物語で、受賞を受けて郡山市のゆかりの書店では特設コーナーが設けられた。
書店の店長は「びっくりしたんですけれども、こんな才能のある作家さんが、小学生の時ではありますが、当店に通って頂いたというのは非常に光栄なことですね」と話していた。

芥川賞の贈呈式は、2月下旬に行われる。