燃料デブリの採取「サンプリング繰り返すこと必要」 原子力規制委員会の山中委員長 福島第一原発を視察
原子力規制委員会の山中委員長は福島第一原発を視察し、燃料デブリの採取について「サンプリングを繰り返す必要がある」とした。
原子力規制委員会の山中伸介委員長は、1月16日福島第一原発を視察。
第一原発では2024年11月、2号機で事故後初めて燃料デブリの試験的取り出しに成功し、約0.7グラムのデブリが研究機関で分析されている。
山中委員長は、「高レベル廃棄物の保管や管理が今年の課題」とし、燃料デブリについては「サンプリングを繰り返すことが必要」とした。
2号機では2回目のデブリの採取について、2025年3月から4月の着手が予定されている。