"これまで"と"これから" スパリゾートハワイアンズが誕生60周年 還暦イヤーにさらなる躍進を誓う
「生誕60年目」の記念の年を迎えた福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズ。「炭鉱」から「観光」へ...新たなスタートでこれからも多くの人に笑顔を届ける。
<続きますように...>
2025年1月15日から「還暦祭」をスタートさせたスパリゾートハワイアンズ。
お披露目された新たなショーは「続きますように」の意味を持つハワイ語「Emau(エマウ)」と名づけられたプログラムで、映画「フラガール」にも登場したソロダンサーの踊りが7年半ぶりに復活し観客を楽しませた。
<米投資ファンドによる買収>
1966年1月15日に開業したハワイアンズ。「東北のハワイ」として多くの人に親しまれ、これまでのべ7000万人が訪れた。
一方、2024年は大きな変化もあった。ハワイアンズを運営する常磐興産は、アメリカの投資ファンドによる買収を受け入れ、2024年度中にもその傘下に入る形で完全子会社化され、上場廃止となる見通しだ。
<未来に向けて大きく舵>
新たな資金の投入でさらなる魅力の発信へ、未来に向かって大きく舵を切った。
常磐興産関根一志社長は「新たな資本が入ることによって早期の設備投資ということ。合わせて運営と集客のハイブリット化ということ。3つ目は地域との強い結びつきを維持しながら最終的にはその象徴となるショーをグレードアップ、スケールアップしていきたい。次の100年につなぐ、ハワイアンズの新たな姿なのかなと思っている」と語る。
ダンシングチームキャプテンのレヒヴァ由妃さんは「私たちは、きょうがスタートですので、この一年間でもっともっとパワーアップしてお客様にはもっともっと喜んでいただけると嬉しい」と話す。
地域の観光資源として、これからも多くの人に愛されるように、願いを込めて力強く新たな一歩を踏み出す。
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